廃車を運転する？
さて、皆さんが持っている自動車を廃車にしようという場合、まずは地方自治体で登録された自動車解体業者に連絡し、廃車にする自動車の解体を依頼します。その際考えておきたいのは、解体業者に自動車を渡す方法、つまり解体場まで自動車を動かす方法です。これは簡単なことですが、同時に少し考えておきたいところでもあります。一番多く見られるのが、解体業者に引き取りにきてもらう方法です。これだと非常に簡単ですが、自動車の陸運費用がかかります。この費用は決して安くはありません。ですので、廃車にかかる費用を少しでも安く抑えたいのであれば、余計な費用がかからないようにするために、自分で廃車にする自動車を運転して自動車解体業者のもとへ持っていくとよいでしょう。ですがどうせ廃車にするのだからと思って、自動車を長い時間手入れをせずに放置していたら、いざというときエンジンがかからなくなったりして大変です。そこで廃車時にも解体場まで走行できるように、自動車をいつでも動かせる状態を保つべく手入れをしておきましょう。いちばん多いのはエンジンのトラブルですが、トラブルを防ぐためには定期的にエンジンをかけるようにしておくことです。特にバッテリーが上がらないように注意が必要です。
自動車をいつでも動かすことができるよう定期的にチェックしておくことの他に、忘れてはいけないのは車検期間と自賠責保険の期限を確認することです。このどちらかが切れていたら、自分で運転して公道を走ることができません。もし自賠責保険が切れていたら、自賠責保険に短期間加入する手続きをとります。そして仮ナンバーを取得すれば、自分で運転することが可能になります。仮ナンバーは各市町村で取得できますが、仮ナンバー申請時に運転する期間、経路を申請しなければならないので注意が必要です。廃車にすることを決めたら、その手順を調べ、また廃車に要する時間や費用も理解しておいて計画を立てます。無駄な時間や費用がかからないように考えると良いでしょう。
車検切れの場合
車検が切れていても、自賠責保険の有効期間がまだ切れておらず残っているという場合、各市町村の役所で仮ナンバーを取得する事によって、期間限定で公道を走る事ができます。仮ナンバーはその申請時に、運転する日時、走行経路を申請しなければならないので注意が必要です。自動車の廃車を決めたら、余裕を持った計画を立てておきましょう。廃車に関する手続きは早め早めに行った方が無駄な時間や費用もかからず、スムーズに行えます。また場合によっては自動車税、重量税、自賠責保険等の還付もあるので還付が受けられる条件は何か、自分が還付の条件に符合するかどうかを調べておくとよいでしょう。廃車手続きをする際注意が必要なのは、廃車にする自動車をそもそもローンで購入し、そのローンの支払いが終わっていないという場合です。その場合所有者がディーラーやローン会社であったら、廃車手続きの際にそれらの委任状が必要となるので、結局廃車手続きに1週間かそれ以上の時間を要します。ですから前もって所有者に相談し、準備をしてもらうと良いでしょう。以下廃車手続きに必要な書類を整理します。
車検証
車検証に記載の住所に変更があった場合は、現在までの変更内容が確認できる書類（住民票など）が必要です。
ナンバープレート
前後のナンバープレートを外して用意します。
印鑑証明書
発行から3ヵ月以内のものを準備します。
所有者の実印
印鑑証明書と同一の実印で所有者以外の代理人が手続きをする場合、所有者の実印が押された委任状が必要となります。
自動車リサイクル券
法律で定められたリサイクル料金を支払った時に発行される証明書です。
銀行、郵便局等の口座番号

車検が1ヶ月以上残っていれば自動車税の還付があるので、還付の振込先の情報が必要です。 $q." -rt","count" => 3,);//←※リツイートを除く。表示件数：3件。 echo "\n\n"; ?>

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最終更新日:2019/6/20

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